【エージェントを除く】施工管理・建設のおすすめ転職サイトはこの3つ

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アイキャッチ_【エージェントを除く】施工管理・建設のおすすめ転職サイトはこの3つ

「施工管理・建設のおすすめ転職サイトの比較ランキング記事は、転職エージェントや、派遣がメインの転職サイトが混ざっていてわかり辛い」

そんな悩みは、ありませんか?

この記事では、転職サイト選びの”悩む時間”を解消するために、15サービス以上の転職サイトを比較検証しました。3つのおすすめ転職サイトや、各サービスの特徴を紹介します。

わかりやすく紹介するために、「エージェント」「派遣」がメインの転職サイトは、含めないようにしています

また、記事の後半では、活用方法や選ぶコツ、メリットやデメリット、成功ポイント、よくある質問なども解説しています。転職活動を時短したい方は、最後まで読んでみてください。

おすすめ転職サイトはこの3つ|SEKO38

SEKO38のおすすめ転職サイト1
「アクティブユーザー数上位」
総合型:doda

doda(画像小)出典:doda
●おすすめ理由
人気:アクティブユーザー数が多く人気
上位をキープ:全国主要求人メディア
●期待したいこと
・求人数の多さ(20万件以上)
・多彩なサービス(転職イベント情報など)
・公開求人数
240,000件以上
・建設関係の求人数
40,000件規模
・建設求人の未経験
10,000件規模

doda
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SEKO38のおすすめ転職サイト2
「専門性」
特化型:建職バンク

リクナビNEXT(画像小)公式サイト:建職バンク
●おすすめ理由
・業界特化の中では、求人数が多い
・建設業の各職種のバランスが良い
・未経験者OKの案件もある
◎業界特化は「特徴」で使い分けても良い!
「特化型の転職サイト一覧」で特徴を確認する
・建設関係の求人数
11,000件以上
・建設求人の未経験
1,000件規模

建職バンク
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SEKO38のおすすめ転職サイト3
「情報量」
総合型:リクナビNEXT

リクナビNEXT(画像小)公式サイト:リクナビNEXT
●おすすめ理由
・国内最大級の求人数
・ブランド力と信頼性の高さ
●期待したいこと
・好条件の建設業の仕事
・選択肢の拡大
・公開求人数
1,000,000件以上
・建設関係の求人数
5,000件以上の規模
・建設求人の未経験
1,700件規模

リクナビNEXT
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転職サイトは、3社の利用がおすすめ

・多くの求人情報にアプローチできる
・使いやすさを比較できる

施工管理・建設の転職サイトを選択する際は、それぞれのサービスごとに強みや特徴が異なるため、「情報量」と「専門性」の観点で選択することが大切です。

なぜなら、転職サイトを選ぶ時は、迷う理由が多いからです。

転職サイトの利用先に迷う7つの理由(例)
  1. サービス内容:エージェントや正社員型の派遣など、転職サポート内容がわかり辛い。
  2. 効率性:業界特化かどうかなど、細かく調べる必要があり、手間がかかる。
  3. 信頼性:その転職サイトについて知らない。レビューも参考にならない。
  4. 知名度:CMで知っているが、実際に利用したことがない。
  5. 情報量:求人数は多いが、ライバルも多いかもしれない。
  6. 料金:無料で利用できるのか。(有料は、ほとんどありません)
  7. 利便性:利用してみないとわからない。

そのため、「情報量」と「専門性」の観点より、おすすめの転職サイトをピックアップしています。

転職活動の大きな悩みの1つ「悩む時間」をSEKO38で解消しましょう。


転職サイト
15サービス「一覧」
(随時更新)

※「総合型」とは、業界特化型に反し、総合的な業界への転職サービスを提供するエージェントのことです。

「転職支援」を利用される場合

業界に特化しているエージェントがあるので、転職エージェントがおすすめです。

おすすめする理由
  • 業界特化の転職エージェントがある
    建設業界に特化している転職エージェントがあり、実務経験資格を保有するコンサルタントがいます。
    業界の深い知識をもち、現場監督の役割や内装や住宅建築に関する特定の許可が必要なポジションなど、専門的な求人と追加情報を期待できます。
  • 企業との接点が増える
    傾向として、転職サイトより求人数が多いです。
    (企業とエージェント間の報酬型が掲載課金型と異なり、成果報酬型が多いからです)
  • 支援特化
    エージェントサービスを全面に推している転職エージェントは、より品質や専門性の高いサポートが期待できます。

そのため、SEKO38では、別記事で転職エージェントを多数比較し、未経験者でも活用できる転職エージェントを厳選しました。

SEKO38でおすすめの転職エージェントの1つに、「建築転職」があります。(業界特化の中では、求人数が多く、実務経験や国家資格をもつ専門アドバイザーが多数在籍)

SEKO38記事:施工管理・建設で即決断の転職エージェントを3つの観点(情報量、専門性、相談性)から紹介。

はじめに知っておくこと

「建設」と「建築」の違い
建設:建築を含むインフラ整備(幅広い)
建築:ビルや建物の構築
※本記事では、誤解が極力生じないよう注意して使い分けております。
わかり辛い「正社員型の派遣」
正社員型の派遣サイトでは、派遣会社と労働者が正社員などで雇用契約を結び、派遣先の企業で仕事をするスタイルです。
主に派遣会社が自社で転職サイト運営をしているケースが大半です。
知らずに利用しますと、行き違いや時間を無駄にしかねませんので、注意しましょう。
なお、求人応募前に派遣コンサルタントとの面談があり、派遣先の求人情報を掲載しているケースが一般的です。
※正社員型の派遣サイトは、本記事では除いております。正社員型などの派遣を希望の際は、別の記事をご参照ください。
派遣の求人もあります
転職サイトや転職エージェントでも、派遣の求人情報が含まれますので、募集要項などよく読むように注意しましょう。
転職エージェントは、求人数が多い
理由は、企業と転職サイト間の報酬型の違いです。
具体的には、転職サイトが固定費報酬型、転職エージェントでは成果報酬型で企業が転職機関へ支払う形式が多いです。
例として、知名度の高いリクルートで求人数を比較します。
・転職サイト:140,000件以上(リクナビネクストの求人数目安)
・転職エージェント:500,000件以上(リクルートエージェントの求人数目安)
「特化型」と「総合型」違い
・特化型:特定の業界に特化した転職エージェントです。(例)建設、医療、弁護士など
・総合型:基本的にどの業界も対象にしています。
目次

施工管理・建設の転職サイト|「建設業」特化型の7選

施工管理や建設業での転職において、業界に特化したおすすめの転職サイトを紹介します。

「建設業」特化型の転職サイト一覧
(※2025年3月5日の情報を基にしています)
転職サイト名公開求人数特徴(目安)
1.建職バンク11,000件以上建設業の経験者向けの求人が多い
未経験OKの求人は、1,000件規模
2.セコカンプラス7,000件以上経験者向けの求人が多い
3.A-worker300件以上設計関係への転職はコレ!
4.施工管理転職ナビ1,000件以上施工管理関連の求人割合が多い
5.助太刀社員400件以上未経験OKの求人がほとんど
施工管理以外の建設業が多め
6.GATEN職5,000件以上現場の職人さんや、ガテン系職種向け
未経験OKが多い
7.ジョブケン1,000件以上現場職と施工管理の求人が半々程度

「建設業」特化型7選のポイント

  • 業界特化型と総合型の同時登録がおすすめ
  • カンタンに特徴をつかもう!
  • エージェント、派遣メインの転職サイトは、別記事で紹介
  • 転職サイトで「転職支援」を利用するなら、エージェントの利用検討価値あり
    転職エージェントおすすめ記事|SEKO38

1.建職バンク

建職バンク

出典:建職バンク

公開求人数:11,000件以上
「建設業の経験者向けの求人が多い」
「未経験OKの求人は、1割程度」

「建職バンク」は、建設業界に特化し、株式会社アーキベースが運営している転職・求人サイトです。業界特化をしている中でも公開求人数や非公開求人数の情報量に強みがあり、幅広い層に向いています。未経験者の求人情報もあり、転職サポートも充実しています。

建職バンク
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公式サイト:建職バンク

2.セコカンプラス

セコカンプラス

出典:セコカンプラス

公開求人数:7,000件以上
「経験者向けの求人が多い」

「セコカンプラス」は、施工管理に特化した実務経験者向けの転職サイトです。年収や待遇など、統計と比較することができる待遇診断サービスが特徴的です。上場会社の株式会社クイックが運営しています。

セコカンプラス
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公式サイト:セコカンプラス

3.A-worker

A-worker

出典:A-worker

公開求人数:300件以上
「設計関係への転職はコレ!」

「A-worker」は、求人数は少ない印象であるものの、建設業界の設計などに超特化した転職サイトです。目安として、建築意匠設計50%程度設計アシスタント10%程度建築構造設計10%程度となります。ユニオンシステム株式会社が運営する転職サイトです。

A-worker
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公式サイト:A-worker

4.施工管理転職ナビ

施工管理転職ナビ

出典:施工管理転職ナビ

公開求人数:1,000件以上
「施工管理関連の求人割合が多い」

「施工管理転職ナビ」は、株式会社内藤一水社が運営しており、施工管理関連の仕事を総合的に扱う転職サイトです。未経験案件もあります。また、取引企業は、大手企業からベンチャー企業までと幅広いです。祝い金システムが特徴的です。(採用が決まると、掲載企業が「施工管理転職ナビ」へ酬型を支払うシステムのため、一部を転職者へ支援する仕組みのようです)

施工管理転職ナビ
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公式サイト:施工管理転職ナビ

5.助太刀社員

助太刀社員

出典:助太刀社員

公開求人数:400件以上
「未経験OKの求人がほとんど」
「施工管理以外の建設業が多め」

「助太刀社員」は、建設業界に特化した求人サービスです。建設業界に関わる職種の幅が広いです。未経験OKの求人が多いです。株式会社助太刀が運営する転職サイトとなります。

助太刀社員
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公式サイト:助太刀社員

6.GATEN職

GATEN職

出典:GATEN職

公開求人数:5,000件以上
「現場の職人さんや、ガテン系職種向け」
「未経験OKが多い」

「GATEN職」は、建設関係の現場職を中心に扱う転職サイトです。建築や土木の職人さんなど、文字通りガテン系の求人に強みがあり、未経験の扱いもあります。株式会社アール・エムが運営しています。

GATEN職
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公式サイト:GATEN職

7.ジョブケン 派遣 ジョブケンワーク

ジョブケン

出典:ジョブケン

公開求人数:1,000件以上
「現場職と施工管理の求人が半々程度」

「ジョブケン」は、建設業における現場の職人向けの転職サイトです。企業視点で、完全成功報酬型(入社してから、企業がサイト運営者へ報酬を支払う方法)となっているのが特徴的です。株式会社コントラフトが運営しています。

ジョブケン
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公式サイト:ジョブケン

施工管理・建設で活用できる転職サイト|総合型5選

建設業界への転職でも活用できる、総合型の転職サイト5つを紹介します。

情報量の多い総合型の転職サイトを上手く活用していきましょう。

総合型の転職サイト一覧
(※2025年3月5日の情報を基にしています)
転職サイト名全体の
公開求人数
建設関係の
求人数
建設求人の
未経験
1.doda240,000件以上40,000件規模10,000件規模
2.マイナビ転職非公開6,000件規模3,000件規模
3.リクナビNEXT1,000,000件以上5,000件以上の規模
(サイト仕様により、5,000件まで確認)
1,700件規模
4.エン転職13,000件以上1,000件規模800件規模
5.イーキャリア30,000件以上4,000件規模200件規模

※検証方法:各サイトの検索機能にて職種タグを目安に検証。

総合型5選のポイント

1.doda

doda

出典:doda

公開求人数:240,000件以上
建設関係の求人数:40,000件規模
建設求人の未経験:10,000件規模
サイトのアクティブユーザーが上位で人気

「doda」は、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。正社員の求人を中心に、多彩なサービスを提供しています。転職イベント情報や、人気企業の合格診断など事前対策が魅力的です。

doda
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公式サイト:doda

2.マイナビ転職

マイナビ転職

出典:マイナビ転職

公開求人数:非公開
建設関係の求人数:6,000件規模
建設求人の未経験:3,000件規模
サイトのアクティブユーザーが上位で人気

「マイナビ転職」は、株式会社マイナビが運営する転職サイトです。全国各地で実施している転職フェアが印象的です。セミナーやイベントなど、企業の担当者と直接話す機会があります。

マイナビ転職
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公式サイト:マイナビ転職

3.リクナビNEXT

リクナビNEXT

出典:リクナビNEXT

公開求人数:1,000,000件以上
建設関係の求人数:5,000件以上の規模
建設求人の未経験:1,700件規模

「リクナビNEXT」は、各世代に幅広くシェアされている総合サービスの転職サイトです。ブランド力が高く、誰でも利用できる汎用性の高さが強みです。株式会社リクルートが運営しています。

リクナビNEXT
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公式サイト:リクナビNEXT

4.エン転職

エン転職

出典:エン転職

公開求人数:13,000件以上
建設関係の求人数:1,000件規模
建設求人の未経験:800件規模

「エン転職」は、エン・ジャパン株式会社が運営する転職サイトです。求人情報(記事)の信頼性が強みの一つです。担当者が直接企業を取材し、現社員や元社員からのリアルなクチコミを掲載しています。

エン転職
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公式サイト:エン転職

5.イーキャリア

イーキャリア

出典:イーキャリア

公開求人数:30,000件以上
建設関係の求人数:4,000件規模
建設求人の未経験:200件規模

「イーキャリア」は、SBヒューマンキャピタル(ソフトバンクグループ)が運営する総合転職サイトです。本来は、クリエイターやITエンジニア、ゲーム業界に強い求人広告媒体です。東京都に本社があり、大阪府や福岡県、愛知県などにオフィスを展開しています。

イーキャリア
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公式サイト:イーキャリア

施工管理・建設で活用できる転職サイト|総合型2選(ハイレベル向け)

総合型の転職サイトでも、ハイレベルな転職を希望される方には、以下の2サービスがおすすめです。

目安は、現在の年収が600万円を超える高年収の方向きです。(日本の平均年収を鑑みますと、500万円台のため)

「ハイレベル」総合型2選のポイント

  • 企業からのアプローチを待つスタイル
  • 効率的にキャリアアップ

1.リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

出典:リクルートダイレクトスカウト

公開求人数:400,000以上
建設関係の求人数:60,000件規模

「リクルートダイレクトスカウト」は、年収800万円以上の管理職や専門職のポジションが多い転職サイトで、株式会社リクルートが運営しています。

能力や希望条件など、選択していくだけでレジュメが手軽に作成でき、スカウトを待つことができます。

企業やエージェントとチャットで気軽にやり取りができ、時間のない経験豊富な転職者向きです。

リクルートダイレクトスカウト
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公式サイト:リクルートダイレクトスカウト

2.ビズリーチ

ビズリーチ

出典:ビズリーチ

公開求人数:140,000件以上
建設関係の求人数:12,000件規模

「ビズリーチ」は、年収1,000万以上の求人を多く扱うハイクラス転職サイトで、株式会社ビズリーチが運営しています。

実務経験が豊富な求職者向けのサイトです。転職活動の幅を広げるための有料プランの提供もあることが特徴的です。

多くのヘッドハンターがおり、スカウトを受け取ることができます。

ビズリーチ
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公式サイト:ビズリーチ

「Indeed」求人検索エンジンサービス

indeed

出典:Indeed

何かをインターネット上で検索した際、「Indeed」の求人を見かける機会がありますが、世間では「危ない」「怪しい」というネットユーザーの声が多いようです。

しかし、興味のある求人を見かけたら、利用するか迷ってしまいます。

そこで、利用するかどうかをすぐに判断ができるよう、簡単に解説します。

Indeedのポイント

  • 求人検索エンジンサービス
  • 転職エージェントやハローワーク案件、正社員、派遣、パート・バイトなど様々
  • 世界の求人情報がある
  • Indeed Japan株式会社の親会社は、株式会社リクルートホールディングス

「Indeed」とは、転職サポートサービスと言うより、世界最大規模の求人検索エンジンサービスです。

毎月180万件程度の新規求人数が増え、世界規模の求人情報を見ることが可能です。

「危ない」「怪しい」と言われる理由
  • よく知らないから

    現在、Indeedは、Indeed Japan株式会社が運営しています。アメリカで創業され、2013年10月に株式会社リクルートホールディングスが買収しました。

    そのため、日本でのサービスは成長中ため、知らない人も多いでしょう。

  • 世界の様々な求人情報がありすぎる

    求人募集をしている企業は、無料で掲載することが可能となります。そのため、転職エージェントやハローワーク案件、企業の直接募集など様々な機関が関わっています。

    また、内容も様々な業界で正社員、派遣、パート・バイトなどの求人案件が世界規模であります。自由度の高さがユーザーへ未だ浸透していないからです。

  • Indeedが、どのように利益を得ているのかイメージできない

    Indeed Japan株式会社は、Indeedで求人情報を掲載している企業へ「スポンサー求人」を提供することで利益を得ています。

    スポンサー求人とは、採用を急ぎたい企業向けに求人情報の上位表示やクリックごとの課金形式で提供する有料オプンションサービスのことです。

以上により、サービス知名度や利便性(自由度の高さや求人案件の広さ)に課題があるのかもしれませんが、上場企業の子会社による信頼できるサービスです。

いかがでしたでしょうか。

目に止まった求人がIndeedであった時は、利用を検討してみるのもいいかもしれません。

Indeed
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公式サイト:Indeed

転職サイトの活用方法

転職サイトの活用において大切なことは、専門性(業界特化)と情報量(求人数)で自分のニーズに合ったサイトを選ぶことです。

転職サイトは、各種特色があり業界に特化したサイトや総合的なサービスを提供するサイトなどがあります。

転職サイトを利用する際は、まず自身の目的を明確にしましょう。

転職サイトとは
転職サイトとは、求人情報を掲載し、求職者と企業をつなぐプラットフォームです。

建設業界に特化したサイトや総合的なサービスを提供するサイトなど、様々な種類があります。

転職サイトを利用する理由
転職サイトは、求人情報を閲覧し、自ら応募する形式です。

サイトを通して企業と直接やり取りをすることができます。

間に代理を挟まない求人が多いので、わずらわしさが少ないです。

転職サイトと転職エージェントの違い一覧

転職サイトと転職エージェントの違いを知ることで、用途を効率的に使い分けることが可能です。また、企業の採用ニーズを推測することができます。

転職サイトと転職エージェントの違い一覧
項目転職サイト転職エージェント
企業から転職機関への
料金システム料金
選考量重視の掲載課金型が多い
(求人を掲載したら企業が支払う)
質重視の成果報酬型が多い
(入社が決まったら企業が支払う)
求人検索方法自分で探す
(スカウト通知のシステムなどあり)
エージェントから提案をもらえる
(自分でも探せる)
求人数傾向転職エージェントと比べると少ない傾向転職サイトと比べると多い傾向
転職相談自力で改善していくエージェントへ相談できる
書類応募と選考印象転職エージェントと比べると書類選考が
通り安い印象
転職サイトと比べると書類選考が
通り辛い印象
条件や年収交渉自分で交渉エージェントが代行

特徴的なのは、企業と転職機関との支払い方法により、傾向が異なることです。

簡単に伝えますと、採用ニーズによって、大きく使い分けることができます。

たとえば、企業の採用ニーズは、大きく4パターンあります。

(例)企業の採用ニーズ(4パターン)

  1. とにかく早く採用したいので、会った人の中で決めたい。

    掲載期間の決まっている課金型での掲載が向いており、予算を多く設けるパターン。

    (採用意志が高いため、選考が通りやすい傾向)

  2. できれば良い人を早く採用したい。

    掲載期間の決まっている課金型と、成果報酬型の両方の掲載が向いており、急ぎたいけど人も見たい(選考したい)というやっかいなパターン。

    企業側で採用予算の踏ん切りがつかない、採用に慣れていない担当者などの背景がうかがえます。

  3. 急がないが、良い人がいれば積極的に会いたい。

    掲載期間の決まっていない成果報酬型が向いており、人材の質重視にしているパターン。

    (選考は、通り難い傾向)

  4. 人手はほしいが、急がないので採用費用を抑えたい。

    掲載期間の決まっている課金型で安いプランや、成果報酬型で掲載するパターン。

    (選考は、通りやすい傾向)

上記はあくまで例ですが、転職活動で応募する企業の採用ニーズについて、嗅覚を磨くことができます。

転職サイトと転職エージェントの違いを知ることで、効率的に転職活動に取り掛かりましょう。

転職サイトを利用する流れ

転職サイトを利用する流れについて、知ることで迷わず効率的な転職活動が行えます。

  1. 転職を視野に入れはじめる

    自分の希望条件(希望する職種や業種、給与水準、勤務地など)を整理していくことが大切です。

    キャリア目標やライフスタイルに合わせて、希望条件をしっかりと整理しましょう。

  2. 転職サイトに登録

    履歴書や職務経歴書ができていなくても、先に転職サイトに登録します。
  3. 求人を探しつつ、履歴書や職務経歴書を充実させていきましょう

    希望条件の整理と併せて、求人情報を見ながらプロフィールを充実させていきましょう。

    また、定期的に新着の求人情報をチェックすることも大切です。

  4. 書類添削

    定期的にプロフィールを更新し、最新の情報を反映させることが大切です。
  5. 応募し選考開始。そして内定

    転職サイトを利用する際は、企業とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な対応を心がけましょう。
  6. 内定

    転職活動が終了

転職サイトを利用する際は、これらのポイントを参考にして、効率的な転職活動を行いましょう。

転職サイトを選ぶ時のコツ

転職サイトを選ぶ際には、いくつかの要点を押さえることが肝要です。

施工管理や建設業界から見た、転職サイト選びのコツを解説します。

業界特化と総合サービス

転職サイトには、大きく分けて「業界特化型」「総合型」の二つがあります。

業界特化型サイトは、建設や施工管理のような特定の分野に特化しており、業界の深い知識や専門的な求人が多く集まります。たとえば、「建築施工管理技士」や「電気工事施工管理技士」の資格をもつ人材が活躍中の職場情報を詳細に知ることができ、業務に関連する具体的なプロジェクト情報も得られます。

一方、総合型サービスは幅広い業界から求人を集めており、多様な職種やエリアの求人を一括で見ることが可能です。情報量は多いですが、建設業界などの専門性は、長けていません。

転職先に望む条件や自分の状態を整理する

転職を考える際には、求める条件や自分の状態を明確に整理することが重要です。

整理すること(例)

中途の求人情報に求める条件
  • 雇用形態
    正社員、契約社員など
  • 勤務地
    配属先、直行可否など
  • 給与や賞与の水準
    月給30万円以上、年収700万円以上など
  • 手当
    残業代、固定残業の有無、通勤時の交通費支給など
  • 休日や企業指定の休暇
    年間120日以上の休み、土日休み、週休2日など
  • 経験不問
    未経験OKなど
  • 設備
    社宅有無など
  • その他
    UIターン有無、第二新卒など
自身のスキルやプロフィール
  • 実務の有無
    未経験、実務経験2年以上、監理技術者の経験有無など
  • 資格の有無
    1級建築施工管理技士、2級土木施工管理技士など
  • その他
    学歴、年齢など

転職活動を行う際には、自分が望む条件や状態を整理することで、目的に合ったサイトや求人を効率良く検索できます。

企業を分析しましょう

転職先の企業を選ぶ際には、企業の業績や社風、制度などを調査し自分のキャリアや志向にマッチした企業を探すことが大切です。

その企業の「安定性(売上高の推移など)」「成長性(海外進出など)」「企業文化(設立からの歴史や、女性が活躍しているかなど)」「福利厚生」なども調査できていれば、なお良いです。

会社が提供する研修制度やキャリアアップ支援をチェックし、「長期的なキャリア形成に適しているか」をポイントに、確認しましょう。

転職サイトを利用する4つのメリット

転職サイトを利用する4つのメリットについて解説します。

適切な転職サイトの選択が、次のステップアップに向けた大きな一歩となります。

転職サイトを利用する4つのメリット

(1)求人情報へアクセス
転職サイトを利用する最大のメリットは、広範囲にわたる求人情報に簡単にアクセスできる点です。
建設業界に特化したサイトでは、建築施工管理技士や管工事施工管理技士など、有資格者向けの求人も多数掲載されています。各サイトの検索機能を活用して、自身の希望に合った職場を見つけやすくなります。
(2)求人情報の更新性
転職サイトは、更新日が週に1回~2回のケースが多いです。
リアルタイムで更新しているサイトもあるかもしれません。更新日に合わせて、最新の職場情報や市場の動向を素早くキャッチアップし対応することが可能です。
(3)応募プロセスの簡略化
転職サイトを利用することで、応募プロセスが大幅に簡略化されます。
履歴書や職務経歴書をオンラインで一度登録すれば、興味のある求人に対して数クリックで応募することができるようになります。また、サイトによっては応募書類のフォーマットが用意されており、利用することでより効率的に応募手続きを進められます。
(4)非公開求人の情報
多くの転職サイトでは、公開されていない非公開求人を扱っています。
通常、優良企業の高待遇なポジションや、特定の技能を要する専門職の募集が含まれていることが印象的です。転職サイトに登録することで、限定されたチャンスにもアクセスが可能となり、より質の高い職場選びが期待できます。

転職サイトのデメリットや注意点

転職サイトは多くの利点がある一方で、注意すべきデメリットも存在します。一人で判断する場面が多いことです。

たとえば、待遇交渉なども自分で行う必要があることです。

また、いつの間にか視野が狭くなり転職サイトでは給与や職場環境などの条件にとらわれすぎて、入社後のキャリアパスや職務内容の充実という要素を見落としがちな点です。

条件だけでなく、仕事内容やキャリアパス、教育訓練の有無など長期的な視点で職場を選ぶことを心がけましょう。

転職活動を成功するための3つのポイント

転職活動は戦略的に進めることが成功のポイントです。

以下の3つの点に注意して転職活動を進めることで、より効果的に次の職を見つけることができます。

施工管理や建設業界は、プロジェクトが周期的に変わるため、事前に転職のタイミングや準備することが重要です。

転職活動を成功するための3つのポイント

(1)転職活動は在職中に進めよう
転職活動は、在職中にはじめるのが最も一般的であり効果的です。経済的な安定を保ちつつ、次の職場を探せるからです。
退職してから転職先を探すと「前回の職場で問題があったのでは?」と面接官に勘繰られるマイナスイメージもあります。
ただ、面接を設けた段階で、会いたいと思ってもらえているので、重くとらえ過ぎないようにしましょう。
(2)一般的な転職活動の期間
一般的には、3ヶ月から6ヶ月の期間を見込んで活動を開始すると良いです。この期間を利用して資格の取得や、理想の職場を見つけるための準備をします。
(3)転職活動は在職中に進めよう
転職の理由を明確にすることは非常に重要です。キャリアの向上、給与の改善、労働条件の改善、地域や家族との近さなど。
転職の動機が明確であればあるほど、面接で自分の強みと職務への熱意を効果的に伝えられます。

以上のポイントを踏まえ、転職活動を戦略的に進めることで、キャリアアップや成功に結びつく可能性が高まります。

また、施工管理や建設業界では、現場の理解が求められるため、現場での経験を少しでも多く積んでおくと良いです。特定の設備や機械、施工図など在職中に少しでも「知る」ということを心がけましょう。

より大きなプロジェクトへの参加や、安全対策や環境管理に対するこだわりを生かせる職場を求めることも一つの理由となります。

施工管理への転職について

キャリアチェンジのイメージ画像

施工管理の分野は建設業界で中心的な役割を担っており、専門的なスキルと広範な知識が求められます。

施工管理職への最適な転職タイミング、求人がなぜ多いのか、そして効果的な求人票の探し方について解説します。

施工管理への転職タイミング

施工管理への転職タイミングについて、一般的には大規模プロジェクトが始動する前や、建設業界が景気の良い時期(3月や9月の決算後)の春や秋に活発的になる傾向があります。

ただ、企業により忙しい時期が異なることは明白ですし、その時期に必ず仕事が見つかるというものでもありません。

求人を提示している時点で採用活動に時間を設ける姿勢があります。あとは企業ごとの新入社員への配慮の度合いというわけです。

神経質に考える必要はありませんが、新入社員への配慮がどの程度があるかを気にしながら、自分のタイミングで転職活動をしましょう。

施工管理の求人が多い理由

施工管理の求人が多い主な理由は、都市化が進むにつれて新築マンションやリフォームされた不動産、さらには半導体工場などの新しいプラント施設の建設需要が高まっているためです。

また、老朽化したインフラの改修や更新が必要とされ、積算作業やプロジェクトの管理を担当する施工管理者の求人増加につながっています。

施工管理者は、建設プロジェクトを安全で効率的に運営するために不可欠であり、特に1,000万円以上の大規模プロジェクトでは、その専門的な技能が高く評価されています。

施工管理・建設の転職でよくある質問

FAQの画像

施工管理や建設業界での転職で、よくある質問を抜粋しました。

以下に記載しますので、よければご参照ください。

「運転をする機会はあるのでしょうか」

車で現場へ移動するのが一般的です。

施工管理の仕事では、プロジェクトの現場へ公共の交通機関だけでは行き来が困難であり、現場へ資材を運ぶことがあるからです。現状、車の免許がなくても募集対象の求人情報はありますが、いずれ必要になる可能性が高いです。

運転が苦手な方でも、やる気次第で前向きにとらえることができます。

「ブランクがあり、仕事ができるか心配です」

ブランクOKや、未経験OKの求人を探すのが良いです。

入社時に、企業側からの配慮が期待できます。また、実務経験のあるコーディネーターが在籍する転職エージェントの利用をおすすめします。相談や募集をかける企業の実態など、話が聞けるので一人で活動するより安心感があります。

なお、他には現場復帰や転職をサポートする態勢(再教育プログラムやオンジョブトレーニングなど)をとっている機関や企業もあります。

よければ、SEKO38で転職エージェントをまとめておりますので、一度目を通してみてください。

実務経験や資格保有コンサルタントが在籍。建設業の転職エージェントはこの3つ。

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サムネイル_施工管理・建設で即決断の転職エージェントはこの3つ|17サービス以上を比較!

「施工管理の資格がなくても仕事に就けますか?」

可能です。

施工管理技士は、実務経験が必要となるため、入り口段階で所有しているケースの方が少ないのです。

補助的な役割からスタートし、現場で実務経験を積みながら資格取得を目指すことが可能です。

また、資格が必須でない小規模なプロジェクトも存在します。

「40代で未経験は可能?」

40代でも建設業界への転職は十分可能です。

未経験ですと体力的にも不安かもしれませんが、対象の求人自体はあり、実際に働いている人がいることは事実です。また、施工管理と言っても、種類は様々あり、電気通信工事施工管理技士のように電話やLANケーブルを床下に設置する工事など、建物を建築する施工管理だけではありません。仕事を知ることからはじめ、転職エージェントに相談するのもいいでしょう。

「転職サイトは退会できる?」

はい、ほとんどの転職サイトでは、登録後の退会手続きが可能です。

退会は、アカウント設定のページから手続きを行うケースが多いですが、サイトによっては専用のページを設けている場合があります。また、web上から連絡をするというケースもあります。

不安な場合は、先に確認してから登録しましょう。

「採用が決まったら必ず転職しなければならない?」

いいえ、転職しなくても問題ありません。

転職サイトや転職支援サービス、また転職エージェントを利用したとしても、最終的な転職の決定は個人の意志に基づいて行われます。

転職エージェントやキャリアアドバイザーは、可能性を広げ、適切な職場を見つける手助けをするために存在しますが、転職を確定するかどうかの最終決定は求職者が行うものです。

まとめ:施工管理・建設の転職サイトを意向ごとにおすすめ|21サービスを検証比較

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

「エージェント」や「派遣」がメインの転職サイトを除き、施工管理・建設業でおすすめの転職サイトをご紹介しました。

特に「doda」「建職バンク」「リクナビNEXT」がおすすめです。

転職サイトを選ぶ際の大切な要素の「情報量」と「専門性」の観点でバランスが非常に良いからです。

 

「成功実績No.1」や「顧客満足度が業界1位」という謳い文句、リアルな口コミなどを見ても、なかなかイメージできず時間を掛け過ぎて転職サイトを決めかねることがあると思います。

これらのおすすめサイトを参考に、皆様の転職サイト選びで”悩む時間”を解消しましょう。